千葉県知事 飲食店“認証制度”全域実施へ
千葉県の熊谷知事は、県独自の飲食店の感染防止対策認証制度を県内全域に広げて実施することを明らかにしました。まん延防止等重点措置区域以外では、県は認証された飲食店に対し営業時間の短縮などを要請しないことになります。
熊谷知事は、21日の会見で、千葉市でモデル事業として行われていた、飲食店の感染防止対策を認証する県の制度を県内全域に拡大することを明らかにしました。
千葉県は、県内の飲食店に対して「酒類の提供を午後8時まで」「営業時間を午後9時まで」など独自の要請をしてきました。
今後、まん延防止等重点措置区域以外では、店舗の消毒設備やアクリル板の設置、テーブルの間隔など一定の基準を満たし、県から認証を受けた飲食店に対しては、営業時間の短縮要請などを行わないこととなります。
まん延防止等重点措置区域では、引き続き時短要請などを行うということですが、熊谷知事は、区域内についても今後の状況を見極めて検討するとし、今回の制度で、「将来の事業継続にむけて道筋を示す」としています。
改装などに伴う費用についても補助制度があり、申請は今月26日から受け付けるということです。