コロナ水際対策で誓約違反 3人の氏名公表
新型コロナウイルスの水際対策に関して厚生労働省は、誓約に違反したとして、初めて、日本人3人の氏名などを公表しました。
厚労省がホームページに公表したのは、先月21日に韓国とハワイから入国した、20代と30代の日本人3人の氏名です。
3人は、空港で行った新型コロナウイルスの検査では陰性でしたが、検疫法に基づき、入国後14日間は、自宅などで待機するよう求められ、定期的に健康状態や位置情報の報告、ビデオ通話をすることを誓約していました。
しかし、3人は入国後、一度もこうした対応に応じず、誓約に違反したということです。
氏名などが公表されるのは、これが初めてで、厚労省は、今後も誓約に違反した場合は公表するとしています。