水際対策徹底を 菅首相が空港“検疫”視察
職域接種が拡大しています。こうした中、菅首相が羽田空港の検疫検査場などを視察し、新型コロナの感染拡大防止に向けた水際対策の徹底を指示しました。
菅首相は全日空の職域接種会場や、海外からの入国者に対する検疫検査の様子を視察しました。東京オリンピックの開会まで1か月を切る中、今後、各国選手団などの入国が本格化することから、菅首相は水際対策のさらなる徹底を指示しました。
また、東京などで感染再拡大の兆候が出ていることについて、危機感を示しました。
菅首相
「東京首都圏においては、やや増加傾向にあります。状況をよく見てですね、必要であれば、それは機動的な対応もしていきたい」
申請の受け付けを一時休止している職域接種の再開については、「実態を精査した上で、できる限り多くの人が接種できるようにしていきたい」と述べました。