“宣言”で中華街は閑古鳥「人出8割減」
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東京では3日、3709人の感染者が確認され、新型コロナウイルスの急拡大は収束の兆しが見えません。政府は中等症でも重症化リスクが少ない患者は原則、自宅療養とすることを決めました。
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横浜中華街。例年、夏休みは多くの家族連れなどでにぎわうといいますが。
横浜中華街萬來行大通り店販売員・足立亮介さん「(中華街の人出は)正直言うと8割ほど減っています」
土産物店にとって1年の中でもかき入れ時だというこの時期。しかし、6都府県に拡大された「緊急事態宣言」の影響で人出が減り。
足立亮介さん「売り上げ的にも正直なところ、かなりのダメージが出ております。(例年と比べて)半分ぐらいは下がっています」
宣言初日の2日、過去最多となった神奈川県の感染者数。3日も1298人の感染が確認され、これで7日連続の1000人超えに。
神奈川県民「急激に2倍3倍に跳ね上がったので、やっぱりちょっと怖いなと」
かつてない感染の急拡大。3日、埼玉では1053人、沖縄では467人と過去最多の感染が確認されました。そして東京都では、新たに3709人の感染が判明し、火曜日としては過去最多となりました。
さらに感染者が急増している茨城県では、大井川知事が国に緊急事態宣言を要請したということです。
選手やメディアなど大会関係者の感染も連日、明らかになる中。大会関係者用のパスをぶら下げた男性、実は。
NTT東日本関東病院・佐々江龍一郎医師「オリンピックの(海外の)報道局の方の、医療の施設に行かせていただきます」
都内の病院に勤務する佐々江医師。通常の診療に加え、週末は、オリンピックで来日した海外メディアのため、プレスセンター内の医務室で働いているといいます。しかしここでも。
佐々江龍一郎医師「特殊な時期ではありますよね。(患者がコロナ疑いの場合)必要だったらやっぱり防護服も着ますし」
感染拡大の余波。さらに政府は2日、かつてない感染の急拡大を受け、中等症でも重症化リスクの低い患者は、原則、入院せず自宅療養とする方針に転換しましたが、その方針について3日午後、菅総理大臣は、日本医師会などに協力を要請しました。