イスラエル、海外メディア入るビル空爆
中東、パレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を続けるイスラエルは15日、AP通信など海外メディアが入居するビルを空爆しました。
ロイター通信によりますと、イスラエル軍は15日、AP通信や、中東の衛星テレビ局「アルジャジーラ」などの事務所が入居するガザ地区のビルを空爆しました。
イスラエル側が事前に攻撃を予告していたため、記者やスタッフらは空爆前に避難していました。
イスラエル軍は、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織「ハマス」の拠点があったため攻撃したと説明していますが、AP通信は「イスラエルが現地からの報道を止めようとする動きの一環だ」と伝えています。
また、イスラエルはガザ地区との境界付近で地上から砲撃を行い、一方のハマス側もロケット弾で攻撃を続けていて、事態収束のめどはたっていません。