プロ野球北海道日本ハムファイターズの中田翔選手が今月、チームメートに暴行し、球団から出場停止処分を受けたことが分かりました。

球団によりますと、中田選手は今月４日、函館市で行われたエキシビションマッチのベイスターズ戦の開始前に、ベンチ裏でチームメートに暴行を加えたということです。

当日、中田選手は４番で先発出場していましたが、試合中に暴行の事実が判明したため、途中交代。その後、球団が関係者への聞き取りを進め、１１日付で１軍・ファーム含む全ての試合で、当分の間、出場停止処分となりました。

球団は、暴行を受けた選手については明らかにしていませんが、プレーに支障が出るようなけがはしていないということです。

また、川村浩二球団社長は、「中田選手は、すべての選手の模範とならなければならない存在です。暴力はいかなる社会であれ、決して許されるものではありません。深くお詫び申し上げます」とコメントしています。