新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることを受け、２０日から緊急事態宣言の対象に７府県があらたに加わり、１３の都府県に広がりました。

緊急事態宣言は、関東では２０日から全ての都県が対象となったことになります。群馬県にある観光地・草津町はこれまで、まん延防止等重点措置の対象にもなっていませんでしたが、２０日から県内全域で酒類を提供する飲食店やカラオケボックスなどに休業を要請し、そのほかの飲食店は、午後８時までの営業時間短縮を求められています。

観光業にたずさわる人からは不安の声も聞かれました。

人力車の車夫
「（２年前までは）あふれる人出で活気がありましたけど、今はこんな状態です。どうにもなりませんね。とても精神的に仕事をしていてもキツイです」

草津温泉観光協会によりますと、日帰り温泉施設の営業時間も短縮されています。