パラ開会式で登場“デコトラ”世界が注目!
東京オリンピックやパラリンピックで、選手の活躍と共に世界から注目されたものがあります。公式グッズや開会式で登場した日本ならではの文化が、海外のアスリートやジャーナリストまでも魅了しているそうなんです。
夜に現れたのは、ギラギラと輝くど派手なトラック。「デコトラ」です。
全国哥麿会本部企画・関野和也さん「言葉にできないくらいすごくうれしかった」
運転手が感謝を表したのは、パラリンピックの開会式にデコトラが登場したこと。多様な価値観の象徴として描かれました。
この演出をみたカナダCBCのデヴィン・ハーロウ記者は――「デコトラ、デコトラ!想像を超えている!デコトラや演奏を見てカナダの人たちは皆、魔法のような時間と感じた!」
記者がこの興奮をSNSで発信すると、世界の人々が「すばらしい」などと絶賛。
デコトラは、半世紀ほど前、ドライバーたちが車体に名前などを書いたのがきっかけとされ、その後、派手さを競うようになったという日本独特の文化。500個以上の電球を装飾してあるデコトラは…なんと300万円かかったそうです。ちょっとこわもてですが、組合では毎年、東日本大震災の被災者への寄付活動も行っています。
全国哥麿会本部企画・関野和也さん「怖いイメージもあると思いますが、安心して皆さんも近くに来て(デコトラを)見られるような日本になることが私の願いであり希望です」