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「ド・ドドンパ」ケガ人続出で初の会見

2021年8月31日 19:22
「ド・ドドンパ」ケガ人続出で初の会見

山梨県にある富士急ハイランドはジェットコースター「ド・ドドンパ」で乗客がケガをする事故が相次いでいた問題で、31日に初めて会見を開き、30日までに132件の相談が寄せられたことを明らかにしました。

富士急ハイランド・岩田大昌社長「この度はご迷惑ご心配をおかけし心よりおわび申し上げます」

31日、問題発覚後初めて会見を開いたのは山梨県にある富士急ハイランドです。

スタートしてわずか1.56秒で時速180キロに急加速するジェットコースター「ド・ドドンパ」。

県によりますと、この人気アトラクションで去年12月から今月にかけ首や背中の骨を折る事故が4件発生。しかし、富士急ハイランドは今月17日までこの事故について、県へ報告していなかったことが問題となり、国や県が原因を調べています。

その後、富士急ハイランドで相談窓口を設けたところ、30日までに首の痛みなどの訴えが132件寄せられたということです。このうち来園や負傷の事実が確認できたのは5件で、2件が首などの骨折だったいいます。

アトラクションの因果関係は確認できていませんが、富士急ハイランドは今後、第三者委員会を設置し、安全管理に問題がなかったか調査する考えだということです。