給電車両貸し出しの「災害協定」警視庁とトヨタモビリティ東京が締結
首都直下地震などの大規模災害の際に、給電車両の貸し出しを受けるための災害協定を警視庁とトヨタモビリティ東京が結びました。
今回の災害協定は、首都直下地震や水害などの大規模な災害の際に、トヨタモビリティ東京が都内の200を超える店舗にあるクラウンなど最大およそ750台の試乗車を警視庁に貸し出すものです。
警視庁は貸し出された車から電気の供給を受け、停電で消えた信号機の電源として活用するほか、コンクリートを削る機械などを動かし被災者の救助にあたることが可能になるとしています。
警視庁の池田克史副総監は「災害が頻発化、激甚化する中で民間企業などと一緒になって災害対策を行っていく必要があり、今回、力強いパートナーを得たと心強く感じている」などとしています。