「抗体カクテル療法」都内でも自宅投与実施
新型コロナウイルスに感染した患者の重症化を防ぐための「抗体カクテル療法」について、今週、大阪に続き東京でも、初めて自宅での投与が行われたことが分かりました。
新型コロナウイルスの軽症患者などへの「抗体カクテル療法」については、大阪府がすでに自宅での往診による投与を始めていますが、関係者によりますと、東京都内でも、今週前半に初めて自宅療養中の患者に対して投与が行われたことが分かりました。
患者は23区内に住む高齢者で、新型コロナは軽症でしたが、別の疾患で在宅診療を受けていて、都が開設している「酸素・医療提供ステーション」での治療が難しかったことなどから、保健所と地区医師会が連携し、自宅での抗体カクテル療法を行ったということです。
関係者によりますと、患者の症状は改善し安定しているということです。