植物由来新ワクチン臨床試験 国内でも開始
新型コロナウイルスについて田辺三菱製薬は、来月2日、植物由来の新たなワクチンの臨床試験を日本国内でも開始すると発表しました。
田辺三菱製薬によりますと、子会社の「メディカゴ」が開発を進めているタバコ属の植物を使った新たなタイプの新型コロナワクチンの初期段階の臨床試験を来月2日、日本国内で開始するということです。
対象は、成人の男女あわせて145人で偽薬を投与するグループと少ない用量と多い用量を投与するグループの3つに分け、21日間隔で2回接種し、安全性と有効性を評価するということです。
田辺三菱は、カナダやアメリカなどで実施した最終段階の臨床試験の結果と、今回の国内での臨床試験の結果をもとに、来年3月までに、国内での製造販売の承認申請を目指すとしています。