新型コロナウイルスの感染状況が改善されたことを受け、東京都は、コロナ患者向けに確保してきた病床を４０００床に縮小することを決めました。

新型コロナの感染者数と入院患者などが減少し、状況が改善したとして、東京都は、医療提供体制の警戒レベルについて、およそ１０か月ぶりに最も深刻なレベルから一段階引き下げました。

これを受け、これまでコロナ患者向けに６６５１床確保してきた病床を４０００床に縮小することを決め、医療機関に伝えました。４０００床のうち、３００床は重症者用となります。

各医療機関の希望や病床切り替えのスケジュールを踏まえた上で、新型コロナの第５波で制限してきた通常医療に病床を充てる考えです。