海上で風車建設 世界最大級の作業船がお披露目 500億円かけ建造 兵庫
兵庫県相生市で、大規模な風力発電の風車を海の上に建設するために使う、世界最大級の作業船が完成し、お披露目されました。
6日、「ブルーウィンド」と名付けられたこの船は、ゼネコン大手の清水建設がおよそ500億円かけ建造しました。
幅50メートル、長さ142メートルと作業船としては世界最大級の大きさで、海の上に風力発電の風車を建設するために使われます。
2500トンを持ち上げられる巨大なクレーンを備え、多くの資材を一度に運べるため、これまでに比べ、風車の建設期間が半分程度に短縮できるということです。
7日から瀬戸内海で試験運航などを行い、来年3月から、まずは富山県沖で、風車の建設に使われます。