横田早紀江さん「日本の強い姿勢を表して」
北朝鮮による拉致被害者の家族らが、就任後初めて岸田総理大臣と面会しました。
横田めぐみさんの母・横田早紀江さん(85)「何代も何代もの総理に、こうしてお願いしてまいりました。日本の強い姿勢をはっきりと表していただいて、解決に向けて頑張っていただきたいと願っております」
家族らは18日午後、岸田総理や、拉致問題担当大臣を兼務する松野官房長官と面会し、日朝首脳会談の実現など目に見える成果を政府に求めました。
これに対し岸田総理は、「金正恩総書記と直接向き合い、全拉致被害者の帰国を実現しなければならない」と日朝首脳会談実現に向けた交渉に前向きな姿勢を示しました。
また、面会後に行われた会見で家族会の飯塚代表は、家族の高齢化について触れ、一刻の猶予もないことを改めて訴えました。
飯塚繁雄代表(83)「体が言うことをきかなくて、どうしようもないんですよ。諦めるわけにはいかない、この問題について、闘っていきたいと考えてます」