5年ぶり改定 地球温暖化対策計画閣議決定
政府は、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度に比べて46%削減するための具体策を盛り込んだ「地球温暖化対策計画」を改定し閣議決定しました。
「地球温暖化対策計画」とは、今後の日本の気候変動対策を具体的にどのように進めていくかを示す計画で、今回、5年ぶりに改定されました。
計画では、2030年度までに温室効果ガス排出量を2013年度比で46%削減することが盛り込まれ、さらに50%の高みに向け挑戦を続けていくと記されています。
今回、日本が決めたこの削減目標は、今月末からイギリスで開催される地球の温暖化対策について話し合う国連の国際会議(=COP26)で、参加する各国に向けて説明する予定です。
COP26では、各国が出した削減目標をもとに今後の気候変動対策について話し合われることになっています。