小泉大臣「大きな貢献ができる」COP26
小泉環境大臣は滞在先のイギリス・ロンドンでNNNの取材に応じ、今年秋の地球温暖化対策について話し合う国連の会議=COP26では、立場が異なる各国の調整役として「大きな貢献ができる」と意気込みを語りました。
小泉環境大臣は気候変動問題をテーマとした閣僚会合に出席するため、26日までイギリスを訪れていました。気候変動対策をめぐって先進国と途上国の間では気温上昇幅の目標値などを巡り、溝が埋まっていません。
こうした中、秋のCOP26に向けた日本の役割について次のように述べました。
小泉環境大臣「(一連の会合で)さらに人間関係を深めることができました。(COP26では)日本の調整役としての貢献は、かなり大きな貢献ができると思います」
小泉環境大臣はまた、気候変動問題は「新型コロナウイルス対策と並ぶ菅政権の最重要課題だ」と強調しました。
COP26では、温室効果ガスの削減量をめぐる国際取引のルール作りなど、脱炭素社会に向け、どこまで進展があるのか注目されています。