コロナ対策・GoTo…税金“無駄遣い”は
5日、明らかになった「2108億7231万円」との金額。国が昨年度「税金の無駄遣い」などをしていたお金として、指摘されたものです。
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■コロナ対策“無駄なお金”は…
日本テレビ・岩本乃蒼アナウンサー
「例えば、“アベノマスク”と呼ばれた布マスクについて、余ったマスクを保管するのにおよそ6億円。そして、不良品が見つかったことによる検品作業に21億円余りかかっていて、これらが『無駄なお金』だと判断されました」
有働由美子キャスター
「検品だけでも、21億円もの無駄なお金があったということですけれども、しかも、使われていないマスクが8200万枚もまだあるそうで…」
岩本
「続いて、企業や飲食店への支援金。『持続化給付金』は不正受給が591件、およそ6億円確認されたほか、『雇用調整助成金』は不正受給や実態よりも払いすぎたケースがおよそ13億円確認されました」
■「GoTo」でも指摘…1157億円“分配全く把握せず”
岩本
「そして、『GoToトラベル』でも、緊急事態宣言を受けたキャンセルへの対応費用などとして、旅行代理店などに1157億円支払いましたが、それが、ダメージを受けたホテルや旅館などにどう配分されたのか全く把握していなかったことも問題と指摘されました」
有働
「こうした指摘は、全部で210件にのぼっていて、会計検査院のホームページで見ることができます」
11月5日放送『news zero』より。