横田めぐみさん拉致44年「毎日が綱渡り」
北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんが13歳で拉致されてから15日で44年となります。母の早紀江さんは焦りを口にし、政府に対し目に見える進展を求めました。
横田早紀江さん(85)「言葉に表せないほど焦燥感というか、私たちは本当は、ただ返してくださいって、そのことが実現すればいいだけのことなんですが、それすらもこんなに時間がかかって」
拉致被害者、横田めぐみさんは44年前の1977年11月15日、中学校からの帰り道に北朝鮮に拉致され、いまだ帰国を果たせていません。
会見で、早紀江さんは懐かしむようにめぐみさんとの思い出を語りました。
横田早紀江さん(85)「6年生の時に書き初めの宿題がありまして、もうボロボロになってるんですね。本当に一生懸命に書いていたのをいつも思い出して、毎日が綱渡りのような感じで、今年か来年ぐらいには何か結末がきちっとして、結果が出て、みんなが元気で帰って来る姿を見たい」
このように述べ、政府に対し、目に見える進展を改めて求めました。