厚労省専門家“飲食店や職場”の感染増加
新型コロナウイルスの感染状況の分析などをする厚生労働省の専門家会議は、感染者数は低い水準としながらも飲食店などでの感染が多く見られるとし、対策を呼びかけました。
感染状況について専門家は、「非常に低い水準」とした上で、「ここにきて飲食店や職場での感染が多くみられる」と指摘しました。
会議では、1人が何人に感染させるかを示す直近の「実効再生産数」が右肩上がりになっているとするデータが示されました。また、今後の感染者数の予測として、ワクチンの接種率は考慮していないものの、来月に入ると少し増加することが示されています。
専門家は、クリスマスや忘年会などもあるため、自治体が認証している店を選び、飲食の時以外はマスクを着用するよう呼びかけました。