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“軽石”三宅島で漁取りやめ「在庫が底を」

2021年11月22日 17:16
“軽石”三宅島で漁取りやめ「在庫が底を」

小笠原諸島の海底火山の噴火による軽石とみられる漂流物が伊豆諸島で相次いで確認される中、三宅島では漁を取りやめるなど影響が続いています。

三宅島の東側にある三池浜の海岸の砂は黒いですが、少し黄みがかった色の軽石とみられる石が筋となって奥まで続いているのがわかります。漂着した軽石のようなものは、黒い斑点があって、とても軽く簡単に割れます。細かくくだかれると漁船のエンジンにからまる可能性があり、漁に出られない状況が続いています。

地元の漁師「(この時期は)金目鯛(きんめだい)が主にとれています。皆漁に出られない。先が見えないので皆不安に思っている」

三宅島では20日、5つの港にオイルフェンスが設置され、漁がストップしていることから市民生活にも影響が出始めています。

魚を扱う商店によると、普段は三宅島産の魚がたくさん並ぶそうですが、「在庫が底をつきそうだ」と話していて、地魚を売りにしているペンションの経営者も「代替案を考えないと」と不安の声が聞かれました。

東京都によりますと、オイルフェンスは開け閉めができるそうですが、今のところ漁師側からの要望はきていないとしています。