視覚障害者の案内装置 59駅で不適切設置
JR東日本は、視覚障害者のための音響案内装置が不適切に設置されていたと発表しました。
JR東日本によりますと、視覚障害者に出口に通じる階段の位置を案内するためのホーム上の音響案内装置について、不適切な向きに設置されているものが、59駅で112台あったということです。
国のガイドラインでは線路と平行方向に音が流れるよう設置すると規定されていますが、垂直方向に流れる向きに設置していたため、最悪の場合、線路に転落する危険性もあったということです。
不適切な向きだった装置については判明後、使用を停止しています。
JR東日本は2003年頃からこの装置の設置を進めていて、現在、637駅に設置されています。