東京都は、水道局を名乗り、料金の支払いなどを求めるニセのメールが相次いで送られていることを発表しました。フィッシング詐欺やウイルス感染の可能性があり注意を呼びかけています。

東京都によりますと、都の水道局を名乗り、「水道料金を支払わなければ断水する」「リンクをクリックしてお支払いください」といった内容の不審なメールが相次いで送られていて、都への問い合わせが、１日午後から夕方５時までの間に１１８件あったということです。

メールには、リンク先として、東京都水道局の正規のアドレスが記載されている場合もありますが、リンクをクリックすると、水道局のホームページに似せた別のサイトに移動し、フィッシング詐欺やウイルス感染の可能性があるということです。

都の担当者は、「水道局ではこのようなメールを送ることはない。万が一開いた場合でも、リンクはクリックしないように」と注意を促しています。

画像：水道料金請求に関する不審メールの実例（提供：東京都水道局）