国内の温室効果ガス 90年度以降で最少
日本国内の温室効果ガスの排出量は、1990年度以降で最も少なくなりました。
環境省によりますと、昨年度の国内における温室効果ガスの排出量は二酸化炭素に換算した速報値で11億4900万トンで、前年よりもおよそ5パーセント減り、7年連続で減少しました。排出量の算定を始めた1990年度以降で最も少なかったということです。
一方、家庭から出された二酸化炭素の排出量は1億6700万トンで前の年から4.9パーセント増加していて、新型コロナの影響で在宅する人が増えたためとみられています。