保育所で“虐待”など3年間で30件 感染症うつそうとキスも… 徳島・佐那河内村
徳島・佐那河内村は1日、村内の佐那河内保育所における不適切保育をめぐり、2021年度からの3年間で虐待などが30件あったとする調査結果を公表しました。
佐那河内村・岩城福治村長
「村の運営する保育所で行われたことについて、大変申し訳ございませんでした」
佐那河内村は1日に会見を開き、佐那河内保育所における不適切保育について、専門家がまとめた調査結果を公表しました。それによりますと、2021年度からの3年間に20代から40代の女性保育士5人が、少なくとも9人の園児に対して虐待や不適切保育などをあわせて30件行ったということです。
中には、感染症をうつそうとキスをさせたり、吐いたものを食べさせたりといった悪質な例も明らかとなりました。
佐那河内村は1日夕方、保護者説明会を開き、保護者に向けて調査結果を報告しました。保育士の処分は今月12日までに決める方針です。