全日空、CO2排出量少ない燃料で定期便の運航開始
全日空が、二酸化炭素の排出量が少ない燃料を使って、定期便の運航を始めました。
全日空は25日からおよそ5か月間、羽田~八丈島間の便で、二酸化炭素の排出量が少ない持続可能な燃料「SAF」の使用を開始しました。
「SAF」は廃食油や廃プラスチックなどを原料として生産される燃料で、国内の定期便で継続的に利用されるのは初めてのことだということです。
この取り組みは、脱炭素化の社会実現に向けて、東京都が6000万円を上限に、助成しているもので、25日は、小池知事が「SAF」を機体に給油する様子を視察しました。
東京都・小池百合子知事
「実際にSAFを使って(航空機を)飛ばしていくことによる、ハードとソフトの面の進化をこれから重ねていきたい」
また全日空は「SAFの認知拡大と脱炭素社会にむけた普及啓発をしていきたい」としています。