楽しみながら障害への理解広げるイベント 学生が企画運営
障害のあるなしにかかわらず一緒に楽しみながら障害への理解を広げようというイベントが東京都内で行われました。
このイベントは、企画から運営まですべて学生が行い、様々な障害に関して活動する高校生や大学生などのグループが参加しました。パラスポーツ、ボッチャの体験コーナーや特別なめがねをかけて視覚障害者の見えづらさを体験するコーナーもありました。
また参加者それぞれが4つの袋に重りを入れて、同じ重さにするゲームも紹介されました。目や耳が不自由な人も楽しめるということです。
聴覚障がいに関する団体デフシル・山本真記子さん「聞こえる人と聞こえない人が実際に会って話してみないと壁が高いまま。筆談でもいいし、身振りでもいい、スマートフォンに打ち込むでもいい、色々なコミュニケーション方法があるというのをお互いに感じてもらう」
トークショーも行われ、聴覚障害者の女性は、「かわいそう」でなくて、手話の豊かさや聞こえない人の世界観をおもしろいと思ってもらえる社会になれば、と話していました。
主催者 ビーラインドプロジェクト・浅見幸佑さん「障害という領域と、いわゆる健常者の領域を、一緒に楽しみながら溶かしていく機会を設ければと思い、今回のイベントの開催を決めました」