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拉致被害者家族会と支援団体“具体的な行動を”

2022年3月13日 17:21
拉致被害者家族会と支援団体“具体的な行動を”

北朝鮮による拉致被害者家族会と支援団体は13日、合同会議を開催し期限を決めて具体的な行動を起こしてほしいと訴えました。また、家族会結成からことしで25年を迎えることについて拉致被害者家族が胸中を語りました。

拉致被害者家族会・横田拓也代表「本当に残された時間がないんだなと痛切に感じる次第です。日本政府の具体的な救出活動、行動、具体的な行動をお願いしたい」

拉致被害者家族会と支援団体は拉致被害者家族の高齢化が進む中、一刻も早い拉致被害者の帰国の実現のため、政府に対し、期限を決めて日朝首脳会談の実現など具体的な行動を起こしてほしいと訴えました。

また、ことしで結成から25年を迎えることについて家族会のメンバーがコメントを発表しました。

横田めぐみさんの母・早紀江さん「気が狂うような20年だったなと。(25年間)ものすごい最大限の努力をして、そして年月ばかりがたっていって、政治があって外交官がいて、きちっとした日本の姿があるのにもかかわらず何にも動いていかない、見えない」

横田めぐみさんの母・早紀江さんは長年、拉致被害者の帰国が実現しないことへの無念さを語り、改めて早期の問題解決を訴えました。

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