都内でもクマ目撃情報急増…遭遇時の対処訓練行われる
東京都内でもクマの目撃情報が急増していることを受けて、クマに遭遇した際に対処するための訓練が行われました。
29日、東京・奥多摩町で、警視庁・青梅署などが大学の敷地を使って、クマに遭遇した際の訓練を行いました。
東京の山あいに近い、青梅市と奥多摩町を管轄する警視庁青梅署管内では、今月、あわせて3か所の養蜂場で、クマがはちみつを食べて荒らすなどの被害が起きています。訓練では、クマが突然現れたことを想定し、カプサイシンがはいったクマよけスプレーを使ってクマを撃退する手順を確認しました。
警視庁青梅署によりますと、都内のクマの目撃情報は去年の同じ時期に比べて急増しているということで、福田託也署長は「当事者意識を持って、今後も訓練を続けていきたい」としています。