先月の訪日外国人が200万人突破 2020年1月以来
観光庁は、先月、日本を訪れた外国人が200万人を突破したと発表しました。1か月で200万人を超えるのは、新型コロナが感染拡大した2020年1月以来です。
高橋観光庁長官「単月では(コロナ後)初めて200万人を超え、堅調に回復してきていると認識している」
観光庁によりますと、先月の訪日外国人旅行者数は推計値でおよそ207万人となり、コロナ前の7割程度まで回復しました。
台湾などの東アジアからの旅行者が増加したほか、アメリカやオーストラリアからの訪日が2019年の同月比を超える回復を見せたことが要因だということです。また、今年1月から6月の上半期の累計も1000万人を超えました。
夏の旅行シーズンが始まり国内旅行客も増える中、混雑緩和のため、観光庁は旅行需要の平日への分散をはかりたい考えです。