加藤厚労相 コロナ感染症法見直し“年度替わりも念頭に議論”
加藤厚労相は、BS日テレの深層NEWSに出演し、新型コロナウイルスの感染症法の位置づけを見直す時期として、年度替わりとなる4月についても「念頭に置きながら議論していきたい」との考えを示しました。
加藤厚労相は、新型コロナの感染症法上の位置づけを、現在の「2類相当」から、季節性インフルエンザと同じ「5類」へと変更することについて、「専門家に基本的な考え方を相当、深掘りしていただいた」「かなりいろいろな準備はできてきているというふうに思う」と述べました。
その上で、実際に見直しをする時期については、「足元の感染状況をみながら判断していく」としながら、年度替わりとなる4月も念頭に置いているとの考えを示しました。
――(分類の見直し時期について)年度替わりは、1つのタイミングになりうるのでしょうか?
加藤厚労相「体制を変えるということになれば、やっぱりちょうど色んなタイミングというのはあるだろうと思いますけども、もちろんそのことも念頭に置きながら、基本的な考え方を含めて、しっかり議論していきたいと思います」
一方、マスク着用のルールの見直しについても、「科学的なエビデンス(根拠)をみながら、見直ししていく必要がある」「まさにタイミングをみながら、考え方を示していきたい」との考えを示しました。