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NGリスト“ジャニーズ事務所側に管理責任”専門家指摘 「当事者の会」と東山社長・ジュリー氏の初面会も明らかに

2023年10月6日 5:57
NGリスト“ジャニーズ事務所側に管理責任”専門家指摘 「当事者の会」と東山社長・ジュリー氏の初面会も明らかに

ジャニーズ事務所の記者会見を運営したコンサルティング会社が「指名NGリスト」を用意していた問題。企業のリスク管理に詳しい西山准教授は、“ジャニーズ事務所側に管理責任がある”と指摘しました。また3日、「当事者の会」のメンバーとジャニーズ事務所が、初めて面会したことも明らかになりました。

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ジャニーズ事務所の記者会見を運営したコンサルティング会社が「指名NGリスト」を用意していた問題。企業のリスク管理に詳しい専門家に話を聞きました。

企業のリスク管理に詳しい桜美林大学の西山守准教授
「『疑われるようなことはするな』というのもリスク管理の重要なところ。事実そうであったかはともかく、疑われるような行為をしてしまったのは間違いない」

その上で“ジャニーズ事務所側に管理責任がある”と指摘しました。

企業のリスク管理に詳しい桜美林大学の西山守准教授
「(ジャニーズ事務所は)『すべてPR会社が関わっている。PR会社中心にやられていた』という主張ですが、あくまでもジャニーズ事務所側の会見で、そうした実態が明らかになっているなら、ジャニーズ事務所側に責任があるとみなさざるを得ない」

信頼回復のために、ジャニーズ事務所側に求められることは何なのでしょうか。

企業のリスク管理に詳しい桜美林大学の西山守准教授
「ジャニーズ事務所がもう一度、記者会見を開くのであれば、単純に今回の件を謝罪して『記者の質問に答えます』だけでは不十分。起こしてしまった根本であるコンプライアンス不在や管理体制の不適切。根本的な問題を解決してから記者会見をやり直すということが必要」

ジャニーズ事務所は、「委託したコンサルティング会社がしたことであっても、それは弊社が雇った責任があると言われればその通り」とコメントしています。

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また3日、ジャニーズ事務所と性被害を訴えている「当事者の会」のメンバーが、初めて面会したということも明らかになりました。

当事者の会によると、面会にはジャニーズ事務所側から東山紀之社長、藤島ジュリー景子前社長、弁護士や事務所スタッフあわせて6人が出席。当事者の会からは、平本代表、石丸副代表ら12人が参加したといいます。

ジャニーズ事務所側からの申し入れで行われたもので、2時間ほどの面会では、ジュリー氏と東山社長から謝罪があったということです。

東山社長からは「なかなかこういった機会を持つことができず、申し訳ないと思っています。喜多川氏の性加害について、事務所としてちゃんと謝罪させて頂きます」と述べたといいます。

ジュリー氏も「本当に長い間、ご苦労されたかと思いますが、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪したそうです。

当事者の会は、ホームページで「長くも短い、短くも長い時間と多くの労力を駆使して辿りついた一つの目的が達成された瞬間でもあります。課題はまだ多く残されておりますので、回数を重ねながら多くの被害者が救済されることを目的に提案や提言などもって要請を続けて参ります」とコメントを発表しました。

(10月5日放送『news zero』より)

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