ジャニーズ事務所が今月2日に開いた会見で運営を任されていた外資系コンサルティング会社が、特定の記者を指名しないよう「NGリスト」を持参していた問題で、5日午後、この会社がリストの作成を認めました。

2日の会見では運営を委託されたFTIコンサルティングが指名NGとする6人の記者の名前と顔写真を載せたリストを会場に持参していたことが判明し、ジャニーズ事務所は4日夜、事務所側の関与を否定していました。

そして5日午後、FTI社がコメントを出し、リストについて「限られた会場使用時間の中で会見の円滑な運営準備のために弊社が作成し、運営スタッフ間で共有したもの」と説明しました。

また、ジャニーズ事務所については「作成や運営スタッフへの共有を含め一切関与しておりません」としたうえで、実際の会見の進行は「資料に関わらず登壇者、司会者の判断のもと、幅広い媒体の記者の皆さまにご質問頂くこととし、貴重なご意見を頂戴した」として、特定の記者を排除していないとの認識を示しました。