オミクロン対応ワクチンを承認 今月中にも高齢者などの4回目接種に
オミクロン株に対応した新たな新型コロナワクチンについて、厚生労働省の専門部会は12日、製造販売の承認を了承しました。
専門部会は、ファイザーとモデルナが開発したオミクロン株に対応した2価ワクチンと呼ばれるタイプの新型コロナワクチンの製造販売のため、承認の内容を一部変更することを了承しました。
このワクチンは、オミクロン株BA.1と従来株の2つに対応したもので、3回目や4回目の追加接種用に現在のワクチンから切り替えて使用されるものです。
厚労省は、今週中にも、別の専門部会で公費で無料で受けられる臨時の予防接種の対象にすることを決め、まずは今月中にも、高齢者と基礎疾患がある人などの4回目接種に使いはじめ、その後、12歳以上のすべての人の3回目、4回目の接種に使う方針です。