次世代ロケット「イプシロンS」モーター燃焼実験中に爆発 「ものすごい煙と音がすごかった。建物も相当揺れた感じ」 秋田
14日午前、秋田県にあるJAXAのロケット実験場でモーターの燃焼実験中に爆発が起きました。現場から中継です。
秋田県能代市にある、JAXAの能代ロケット実験場の入り口です。奥に見えるのが爆発で全焼した建物で、焦げた跡や崩れ落ちた様子がわかります。
文部科学省などによりますと、14日午前9時過ぎ、実験場で次世代型の小型ロケットであるイプシロンSロケットのモーター燃焼実験中に爆発が起きました。2分ほどの燃焼実験を予定していたということですが、開始からおよそ1分で爆発しました。
能代市民
「ものすごい煙と音がすごかった。建物も相当揺れた感じ」
実験場は日本海沿いの民家などからは離れた場所にあります。14日は実験が行われること、そして大きな音と煙が発生することがあらかじめ市民に通告されていました。ただ、あまりに大きな爆発音に異常が起きたのではないかという声が直後から相次ぎ驚きが広がっています。
実験にはJAXAの職員100人余りが関わっていましたが、けがをした人はいませんでした。