“陸自ヘリ”搭乗10人の捜索続く 宮古島周辺は天候悪化
6日、沖縄県の宮古島沖で、陸上自衛隊幹部の師団長ら10人が搭乗していた陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、現場では懸命の捜索活動が続いています。現地から中継です。
◇
宮古島市の池間島の海岸に来ています。朝はこちらからも沖合で捜索を続ける様子が確認できましたが、その後、雨脚の強まりとともに、視界が悪くなり、ほとんど見えなくなりました。
この事故は6日午後、航空自衛隊・宮古島分屯基地を離陸したヘリコプターUH60JA1機が、およそ10分後、宮古島沖の上空で機影がレーダーから消失し消息を絶ったものです。
――音聞いた? いつ頃どこで?
地元住民「(きのう午後)4時前後」
現場の海域では海上保安庁の巡視船5隻に加え、自衛隊の艦艇2隻と航空機8機が捜索に当たっています。
捜索では7日未明から早朝にかけて、「陸上自衛隊」と書かれたドアや回転翼とみられる機体の一部が新たに見つかったということです。
しかし依然、搭乗していた10人の行方につながる手がかりは見つかっておらず、懸命の捜索活動が続いています。