「改正道路交通法」閣議決定 自転車“全利用者”ヘルメット着用を努力義務に
自転車に乗る際のヘルメット着用を努力義務とする改正道路交通法が閣議決定されました。
閣議決定された改正道交法は、13歳未満への努力義務だった自転車でのヘルメット着用を全利用者に拡大するもので、来年4月1日から施行されます。
警察庁によりますと去年までの5年間の自転車事故による死亡者のうち、およそ6割が頭部損傷が致命傷となっていて、致死率は、ヘルメットを着用していなかった人が、着用者に比べ、およそ2.2倍高くなっています。
未着用でも罰則はありませんが、警察庁は「着用率をあげ、重大事故を減らしたい」としています。