28日から新幹線「のぞみ」全席指定 乗り遅れたらどうなる?
28日から年末年始の帰省や旅行などによる混雑が始まります。
今シーズンから年末年始(12月28日~来年1月4日)は東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は自由席がなくなり、全席指定席での運行となることから注意が必要です。
全席指定席にすることで「のぞみ」は指定席が1列車あたりおよそ2割増え、自由席に座るため早朝から長時間ホームに並ぶ必要もなくなり、乗降がスムーズとなり列車の定時運行にもつながるとJR東海や西日本は説明しています。
もし予定の列車に乗り遅れた場合、手持ちの指定席特急券で普通車のデッキに立って後続の「のぞみ」に乗車できるほか、当日であれば「ひかり」「こだま」の自由席に乗車できるということです。
JR東海によりますと、27日時点で29日と30日に東京駅を出発する列車の指定席はほぼ満席だということです。
自由席特急券があれば「ひかり」「こだま」の自由席のほか「のぞみ」普通車のデッキに立って乗車できますが、JR東海は安全で快適な利用のためにあらかじめ指定席を予約してほしいと呼びかけています。
今後、「のぞみ」全席指定席化は、ゴールデンウイークやお盆の時期にも実施されます。