「佐渡島の金山」世界文化遺産へ 新潟・佐渡市で喜び広がる
新潟県の「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録されることが決まりました。吉報を待ちわびた新潟県佐渡市では、喜びが広がりました。
「佐渡島の金山」は、江戸時代を中心に日本最大の金の生産地として発展しました。世界のほかの地域において機械化が進んだ時代に、高度な手作業による技術が継続した地域として価値をもつとされ、日本政府が世界文化遺産に推薦していました。
インドで開かれているユネスコの世界遺産委員会で27日、「佐渡島の金山」の世界遺産登録が決定すると、地元、新潟県佐渡市では喜びが広がりました。
佐渡を世界遺産にする会 中野洸会長
「これだけ貴重な文化の遺産を、いままでは私たち佐渡の地域の宝だったのが、世界の宝として認知された」
日本国内の世界遺産は、これで26件となりました。