新型コロナとインフル「両方とも今流行している」 都モニタリング会議
東京都は、新型コロナのモニタリング会議を開き、インフルエンザとの同時流行に警戒感を示しました。
東京都内の感染者数の7日間平均は、27日時点で1万7000人を超え、9週連続で増加傾向です。インフルエンザが3年ぶりに流行シーズンに入ったことから、専門家は、「両方とも今流行している状況は間違いない」と、警戒感を示しました。
変異株については、現在、主流のBA.5の割合が、都の変異株PCR検査の結果、54.5%まで減少したと示され、置き換わりの過程で、感染者数の急激な増加に警戒が必要と指摘されました。
これらを受け、感染状況についての警戒レベルは引き続き、4段階中、上から2番目としました。
一方、医療提供体制については、入院患者数がおよそ4か月ぶりに4000人を上回ったと報告され、最も深刻な警戒レベルを継続しました。