“原因不明”子どもの急性肝炎疑い 新たに5人報告 累計67人に
原因不明の子どもの急性肝炎の疑いがある事例について、厚生労働省は新たに5人の報告があったと発表しました。これで累計が67人となりました。
厚労省によりますと、原因不明の子どもの急性肝炎の疑いがある事例として、新たに先月30日までに5人の報告があり、累計が67人になったということです。
これまでに報告があった67人はいずれも肝移植はしておらず、新型コロナウイルスは5人が陽性、アデノウイルスは5人が陽性で、このうち1型と2型が1人ずつ、残りの3人はウイルスの型が判明しなかったということです。
国立感染症研究所は先月23日の報告で、「国内で小児の急性肝炎、アデノウイルス感染症が増加している兆候はない」としていますが、厚労省は、引き続き調査をすることにしています。