H3ロケット1号機、組み立て棟に戻される 来月10日までの打ち上げ目指す
17日、直前に打ち上げが中止された日本の新型ロケット、H3ロケット1号機の機体が18日、組み立て棟に戻されました。
日本の新型の基幹ロケット、H3ロケット1号機の機体は18日午前10時から約30分かけて、大型ロケット組み立て棟に慎重に戻されました。
H3ロケット1号機は17日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でした。しかし、ロケット本体のメインエンジンは着火されたものの、その後、補助ロケットに着火されるまでに異常信号を検知。そのため、補助ロケットへの着火信号が送られず、ロケットは打ち上がりませんでした。
JAXA(=宇宙航空研究開発機構)は今後、どのような異常が検知されたのかなど原因を究明し、来月10日までの予備期間内に打ち上げたいとしています。