林理事長、理事らに“澤田副学長の解任”検討求める
日本大学で、24日に臨時の理事会が開かれ、林真理子理事長が、アメフト部の薬物事件に関わる対応を行っていた澤田康広副学長の解任を理事らに検討することを求めたことがわかりました。
24日、日本大学では臨時の理事会が開催され、アメフト部での薬物事件の対応をめぐり文部科学省から求められている第三者委員会による報告書の提出時期などについて、話し合いが行われたものとみられます。
関係者によりますと、理事会では、理事の中から本人を前に澤田康広副学長の解任が提案され、林理事長が理事らに検討するよう求めたということです。
林理事長は先月4日に澤田副学長に対し、「警察に聴取されると補助金が交付されない可能性が高い」などとし辞任するよう求めていて、その詳細な会話のやりとりが明らかになっていました。
解任に向けては、常務理事会で協議を行ったあと、改めて理事会での決議が必要で、今後、検討が進められていくものとみられます。