インフルエンザ感染者の増加続く コロナ感染者数は約3か月ぶりに減少
インフルエンザの感染者数は増加が続いていますが、新型コロナの感染者数は約3か月ぶりに減少しました。
厚生労働省によりますと、今月5日から11日までの1週間に、全国の定点医療機関から報告された新型コロナの感染者数は、1医療機関あたり13.75人で、前の週の約0.85倍に減少しました。減少に転じたのは去年11月以来、約3か月ぶりです。
一方、インフルエンザの新たな感染者数は、1医療機関あたり23.93人で、前の週の約1.06倍で微増し、去年に比べると高い水準での流行が続いています。
厚労省は、「コロナは減少に転じたが、まだ状況を注視する必要がある。引き続き、手洗いやうがいなど、基本的な感染対策を心がけてほしい」としています。