空港検疫で“感染者”急増 ほぼ一桁台→30日到着92人、うち90人は中国に渡航歴
中国での新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、政府は30日から、中国本土からの入国者を対象に、再び水際対策を強化していますが、31日に発表された空港検疫での新たな感染者は92人と急増し、このうち90人が中国に渡航歴のある人でした。
31日、厚生労働省が行った発表によりますと、空港検疫で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は92人でした。このところほぼ一桁台で推移していましたが急増した形です。
92人はいずれも30日に成田空港などに到着。このうち90人が中国に渡航歴がある10歳未満から70代の男女で、そのうち13人には咳や発熱などの症状があったということです。
中国での感染急拡大を受け、政府は30日から、中国本土からの直行便の乗客全員と7日以内に中国本土に渡航歴のある人に対し抗原検査キットでのウイルス検査を行い、水際対策を強化していました。