コロナ感染急拡大…中国からの入国者に入国時の検査実施 今月30日から 岸田首相
岸田首相が新型コロナウイルスの感染が急拡大している中国からの入国者に対し、今月30日から入国時の検査を実施すると明らかにしました。
岸田首相は記者団に対し、「中国本土で感染が急速に拡大しているとの情報がある。一方で、詳細な状況の把握が困難で、日本国内で不安が高まっている。こうした状況を踏まえ、中国からの入国者に対し臨時的な特別措置を講じる」と明らかにしました。
具体的には、今月30日午前0時以降、中国からの渡航者や、中国に7日以内の渡航歴のある人に入国時の検査を実施すること。さらに、検査で陽性になった人はゲノム解析の対象とし、待機施設で原則7日間、隔離する措置をとるということです。
入国検査に万全を期すため、中国便の増便は制限します。
岸田首相は、「中国の感染状況などをみながら柔軟に対応していく」と述べました。