「大川原化工機」えん罪事件 捜査書類破棄か、当時の公安部捜査員を書類送検
機械メーカー「大川原化工機」をめぐるえん罪事件で、事件を担当した警視庁公安部の当時の捜査員3人が、捜査書類を破棄するなどしたとして、書類送検されました。
この事件は「大川原化工機」の社長らが軍事転用可能な機械を不正に輸出したとして逮捕され、その後、起訴が取り消されたものです。
この事件について警視庁は、当時捜査を担当していた警視庁公安部の警部ら3人を、捜査書類を破棄したなどとして、書類送検しました。
「大川原化工機」をめぐっては、捜査が違法だったとして、社長らが国などを訴え、東京地裁は去年、賠償を命じる判決を言い渡し、現在、東京高裁で裁判が続いています。
最終更新日:2024年11月21日 12:14