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供述は「到底信用できない」 女性殺害・死体遺棄など5つの罪に問われた男(56) 求刑通り懲役28年の判決 名古屋地裁

2024年7月13日 1:52
供述は「到底信用できない」 女性殺害・死体遺棄など5つの罪に問われた男(56) 求刑通り懲役28年の判決 名古屋地裁

女性を殺害し愛知県東浦町の畑に埋めたなどの罪に問われた男に対し、名古屋地裁は懲役28年の判決を言い渡しました。

起訴状などによりますと、住居不定、無職の山下克己被告(56)は、おととし3月、稲沢市の門田典子さんの首を延長コードで絞めつけるなどして殺害し、遺体を東浦町の畑に埋めた殺人・死体遺棄など5つの罪に問われています。

初公判で山下被告は起訴内容について「すべて違います」と話し、無罪を主張していました。

12日の判決公判で名古屋地裁の森島聡裁判長は、山下被告について、裁判での供述は「到底信用できない」としたうえで、「殺害に主体的に関与している」などとして、検察の求刑通り懲役28年の判決を言い渡しました。

この事件では共犯として起訴された天池由佳理被告(39)に対し、名古屋地裁が懲役16年の判決を言い渡し、現在、控訴審が行われています。

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