名古屋市名東区の買い取り店で、偽物のロレックスの腕時計1本を売却し、現金200万円をだましとったとして、会社員の男が再逮捕されました。男は「闇バイトに応募した」などと話しているということです。

詐欺などの疑いで再逮捕されたのは、昭和区に住む、会社員・輿嘉人容疑者（31）です。

警察によりますと、輿容疑者は、去年9月、名東区の中古品買い取り店で、偽物のロレックス1本を売却し、現金200万円をだましとった疑いがもたれています。

買い取った店から警察に相談があり、被害が発覚しました。

輿容疑者は、別の店でも偽物のロレックス2本を売却し、現金335万円をだましとったとして、すでに逮捕されていました。

調べに対し、容疑を認めた上で、「ギャンブルの借金の返済やギャンブルに使う資金としてお金が必要だった」などと供述しているということです。

また、輿容疑者は「SNSでお金が必要だと発信したところ、闇バイトを紹介されたため応募し、その後、自宅に送られてきた腕時計を指示に従って売却した」などと話しているということです。

警察は輿容疑者に指示をした人物がいるとみて、全容解明を進めています。