津地方裁判所が建て替え 傍聴席が倍近くなった法廷など公開 職場はフリーアドレスに

三重県の津地方裁判所が60年ぶりに建て替えられ6日、新しくなった法廷などが報道公開されました。
津地方裁判所と家庭・簡易裁判所は1964年に建設され60年以上使用されてきましたが、老朽化が進んだことなどから総工費約53億円をかけ建て替えられました。
地上5階・地下1階の新庁舎には、6つの法廷と民事事件で使われるラウンドテーブル法廷3つがおかれていて、そのうち1つはこれまで最大48席だった傍聴席が84席にまで広げられています。
また、裁判手続きのデジタル化などを見据え無線LANを導入したほか、職員個人のデスクをなくしてフリーアドレスにするなど職場環境を整えたということです。
新庁舎は10日から稼働します。